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「もし、今あなたが購入しようとしている家が、30年の寿命しかないとしたら、あなたは不幸になるでしょう。 |
その理由は、あなたが35歳でローンを組んで買ったとしても、65歳になったら、その家がボロボロになり、まったく資産価値がないものになってしまうからなのです。 |
たとえそれまでに住宅ローンを払い終えたとしても、これでは何も残りません。 |
欧米の住宅事情に精通している私に言わせれば、こんな寿命30年の日本の住宅は「欠陥住宅」といっても過言ではありません。 |
欧米では、50年、100年、150年経っても、高値で売買できる立派な住宅は常識なのです。 |
では、日本の住宅と欧米の住宅のどこに決定的な違いがあるのでしょうか。 |
それは、一言でいえば、建物の強さを決定する土台や柱、梁などの構造材の材木の太さに違いがあったのです。」 |
……まえがきより |