住環境アドバイザー松岡在丸(まつおかさいまる)による住まいのカウンセリング
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住まいと間取りの採点帳<10>
隣接する2棟の建売住宅。勝者は北側の家? 南側の家?

CASE-26 この間取り、あなたの評価は?(実際の建物です)
 
  松岡の評価・・・間取り満足度37.1%

平均的な規模の建売住宅の中では、37%を超えるというのは良いほうだと思います。ポイントはやはり広いリビング。朝から夕方にかけて、太陽光が差し込む方向にリビングが配置されていて、しかもそこが大きな空間になっているのがわかります。二階への階段を含む動線も悪くないですね。でも、それぐらいしか良い部分がありません。


CASE-27 この間取り、あなたの評価は?(実際の建物です)
 
  松岡の評価・・・間取り満足度29.2%

上記CASE-26と同じ住宅メーカーによる建売の隣接南側物件。どうしてCASE-26と同じ家を建てないのか、どうしてわざわざ住み辛い家を建てるのか、と疑問でなりませんね。特に問題となるのは、やはり玄関から子供部屋の動線、暗い廊下、玄関から入ってすぐにトイレと風呂があること、そして二階の部屋がそれぞれ壁一枚で隣り合わせになっているところなどです。玄関も狭いですので、これでは出掛ける家族をみんなで見送ることも、帰宅した家族をみんなで迎えることもできません。


CASE-28 この間取り、あなたの評価は?(実際の建物です)
 
  松岡の評価・・・間取り満足度29.2%

せっかく十分な敷地があるのに、どうしてこんないびつな形状の間取りがされているのか、と設計者の感性を疑いたくなります。家の中心に階段を持ってきていますが、それが特に何かを成し遂げているということもなく、全体的にスペースをこねくり回して無駄な空間を作り出しているのがわかるでしょうか。リビングとダイニングキッチンを合わせて26帖あるおかげでこの点数ですが、もしこれらのLDKがもっと狭かったら、この建物はさらに点数が低くなり本当に住み心地の悪い家になってしまうと思います。